商品提供:ショップジャパンさま
2019年から愛用しているショップジャパンの真空保存容器「フォーサ(FOSA)」の大幅改良版が登場しました!
新モデルは容器の形が収納しやすいスクエア型に変わっただけでなく、待望の電子レンジ&食洗機にも対応しています。
実際に使ってみたところ、角型コンテナがさらに使いやすくなっていたので「かんたん・時短」の観点から非常におすすめできるアイテムでした。
この記事ではリニューアルしたショップジャパンの真空保存容器「フォーサ(2020モデル)」を実際に使ってみた感想と従来モデルとの違いをまとめてご紹介します。
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2020年夏「フォーサ」食洗機&レンジ対応角型コンテナ登場!

「フォーサ」はテレビショッピングで有名な「ショップジャパン」が販売している真空保存容器です。
専用コンテナの上に専用機械をセットすると、コンテナ内の空気をギュギューっと抜き取り真空状態にしてくれます。
食べ物の腐敗の原因の一つが酸素なのですが、フォーサではコンテナ内の空気をギューッと抜き取ってしまうので、食材やお料理の鮮度が通常よりも長く保たれるのです。
つまり……時短家事を目指して、週末に常備菜を作り置きしたものの……保存の仕方が悪くてすぐに傷んで結局無駄になってしまった!
という悲しい経験をしたことがある方にピッタリのアイテムなのです。
なぜそんなことが言い切れるのかというと、何を隠そうこの私……常備菜生活に憧れては料理を腐らせ「もう作り置きなんてしない!涙」と、一度は作り置き生活を諦めた実績があるからなのです。
しかし昨年フォーサをご提供いただいて以来、とぎれとぎれになりつつも常備菜作りは続いております。

と、歌いだしたくなるくらい、テキトー人間の私が作る常備菜であろうとも、フォーサで保存するだけで傷みにくくなるのです。
ただ「初代フォーサ」は手放しで100点満点をつけられないのが正直なところでした。


我が家だけでなく世間でも「食洗機、レンジ不可」は相当な残念ポイントだったようで、ショップジャパンのスタッフさんに問い合わせたところ「要望が多いので改良予定です!」とご回答頂いておりました。
そして2020年! ついにフォーサの新バージョンが発売されるというではないですか!

「フォーサ(2020年モデル)」旧製品との比較表&リニューアル(改良点)ポイント
フォーサ歴代モデルのモデル比較表は以下の記事で詳しくご覧いただけます。
ショップジャパン「フォーサ 真空保存器」全シリーズ徹底比較!メリット・デメリットまとめ
フォーサ(2020年モデル)のリニューアルポイント(変更点)
- コンテナが角型になった
- 耐熱温度が140℃になり食洗機と電子レンジに対応した
- コンテナふたにロックがついた
- コンテナ容器が半透明になった
- コンテナ小・縦長サイズは廃止。大と中の2種類になった
1.コンテナが角型になった

フォーサ2020の大きな改良点の1つがコンテナの形状が角型になったこと。


旧フォーサではコンテナの大きさが大中小縦長の4サイズ(上は小と大)用意されていましたが、2020年モデルでは大と中の2種類になりました。
フォーサに限った話ではないのですが、円形の容器はおしゃれな反面、スペースをとってしまうのがデメリットです。
旧モデルの円形容器もおしゃれで良かったのですが、冷蔵庫などの収納力が限られたスペースで使う場合は、角型のほうが無駄がなくてスッキリしますね。
2.耐熱温度が140℃になり食洗機と電子レンジに対応した

個人的に最も待ち望んでいたリニューアルが「食洗機と電子レンジ」への対応です。
多くの方が時短目的で作り置きしたいがためにフォーサを購入すると思われるのですが、食器洗いや加熱の手間を考えると、非対応なのは残念すぎました。
2020年モデルのリニューアルでは容器の耐熱温度が140℃に大幅アップしたことで、食洗機も電子レンジも利用OKです。

ただし耐熱温度が140℃なのは、コンテナの「容器部分」と「電子レンジ用ふた」の2箇所のみです。
「真空保存用ふた(写真の上半分)」の耐熱温度は以前と同じ85℃までとなっています。そのため電子レンジを使うときは、一度「真空保存用ふた」をはずして緑色の「電子レンジ用ふた」に付け替える必要があります。


ちなみに耐冷温度はすべて-20℃です。
容器ごと冷凍した料理をそのまま電子レンジで解凍! という、セルフ冷凍食品づくりも夢ではありませんね!
3.コンテナふたにロックがついた


使った人だけがわかる旧フォーサの知られざるデメリットの一つが「ふたがきちんとしまっているのかどうかの判定が難しい」ところ。
旧フォーサのふたはゴムのようなパッキンだけがついていたのですが、リニューアル後はパッキンに加えてプラスチック製のロック機能がつきました。
旧モデルではうまくパッキンが合わさらず、隙間ができていたのに気づかず、いつまでもいつまでも真空処理が終わらない……という悲しい自体がたびたび起きていたのです。
しかし、ロック機能がついたことで微妙にパッキンが合わさっていなかったとしても、上からギュッとトドメをさせるので、特に工夫しなくても隙間なくきちっと閉められるようになりました。
すごく細かいことなのですが、何度も真空処理をやり直すのって意外とストレスだったりするのでロック機能は使えば使うほどありがたい改良点だと感じました。
4.コンテナ容器が半透明になった

また、旧モデルでは容器が完全なるクリアタイプだったのですが、新フォーサの角型容器は半透明になっています。

ちなみに中身は「ピーマン」が2個です。
内容の判別が難しいレベルの透明度の低さなので、この変更については好みによって良し悪しが分かれそうです。
おそらく耐熱温度がアップしたことによる影響だと思うので、個人的には許容範囲の変更かな……と。
5.コンテナ小サイズは廃止。大と中の2種類になった


旧フォーサではコンテナの大きさが大中小縦長の4サイズ(上は小と大)用意されていましたが、2020年モデルでは大と中の2種類になりました。
旧製品でも特に使用頻度が高かったのが小サイズ(600mL)だったので少し残念に思いましたが、容量的には角型の中(670mL)と実はそれほど変わらないので結果オーライですかね。


「フォーサ(2020年モデル)」のセット内容と使い方・実際に使ってみた感想
フォーサ(2020年モデル)のセット内容

今回お試しさせていただいたのは「フォーサ角型5点セット」です。
セットの内容は以下のとおり。
セット内容は旧モデルとほぼ変わりがありませんでした。
ちなみに本体なのですが、旧フォーサと同じもののようです。

本体にも変更点がないか調べまくったのですが、どこからどう見ても同じものでした。


ちなみに電池は付属しないので、自分で用意します。
すでに旧モデルを持っている方は、本体が付属しない角型真空コンテナ単品や複数セットも販売されているのでそちらを購入すると良いでしょう。
「フォーサ(2020モデル)」の使い方

フォーサ(2020年モデル)の使い方は、基本的には旧モデルとほぼ同じです。
step
1容器に食材を入れてフタを閉める

新フォーサではロック機能がついているので、忘れずにパチンと音がするまで止めましょう。
入れられる食材の量は容器の上から1.5cmまで。入れすぎると空気が抜けきらなかったり、機械が故障する原因となったりするので注意しましょう。
step
2本体をふたの中央にのせる

「真空保存用ふた」の上にある緑のボタンのまわりの溝の部分に本体を合わせます。「電子レンジ用ふた(緑)」をつけた状態では真空にはなりませんので注意。


step
3本体のボタンを押す

本体のボタンを1度ポチッと押すだけで、必要に応じた空気を自動で抜いてくれます。ボタンを押す時に軽く手で抑えると本体とふたの密着度が上がり、空気が抜けやすくなるようです。
step
4開封する場合

真空状態を解除するときは「真空保存用ふた」の真ん中にある緑のマークを押します。
「プシュー」という空気が抜ける音がでなくなるまで押し続けます。

空気が抜けたらロックを解除して、内側のパッキンについているつまみを持ち上げます。
step
5電子レンジを使う場合

「真空保存用ふた」の耐熱温度は85℃なので、電子レンジを使う場合は一度真空状態を解除して「電子レンジ用ふた」につけかえる必要があります。
真空状態のまま電子レンジで加熱することはできません。ご注意ください。
「フォーサ(2020年モデル)」が動作する様子
フォーサ(2020年モデル)の動作音や操作感を動画で紹介しています。
<動画準備中>
音を気にする方が多いと思うのですが、真空作業音はほとんど気にならない程度です。
所要時間はコンテナ内の空気の量によりますが、だいたい10~15秒くらいでした。
「フォーサ(2020年モデル)」のお手入れ
<動画準備中>
新しくなったフォーサのコンテナは家庭用の食器洗い乾燥機が使用できます!
プラスチック容器にこびりついた油があまりにしつこくて涙したのは私だけじゃないはず!
食洗機さえあれば、この苦役から逃れられるのです! 感動です!

ただし「本体(真空マシン)」と「真空保存用ふた」は食洗機で洗えません。
ふたは汚れ防止キャップを外して、食器洗い用の中性洗剤で洗います。本体はほとんど汚れることがありませんが、汚れてしまった場合は布などで拭き取ると良いでしょう。

「フォーサ(2020年モデル)」を実際に使ってみてわかったメリット・デメリット
フォーサ(2020年モデル)のメリット
- 電子レンジが使えるのが嬉しすぎる
- 食洗機が使えるのが楽すぎる
- 冷蔵庫が広くなった気がする
- 電池全然減らない
今回のリニューアルは大成功だったとしか言えないくらい、リニューアルポイントと使用後のメリットが重複しています。
個人的にはプラスチック容器にこびりついた油汚れを手動で洗うのが嫌すぎたので食洗機が使える方を心待ちにしていたのですが、実際に使ってみると電子レンジが使えることのメリットも大きかったです。


新モデルが出ると旧モデルがセール価格になるのですが、調理の時短目的の方、スペースを削減したい方は絶対に2020年モデルをおすすめします。
あと、これは旧モデルから使い続けているからわかるメリットなのですが、意外と電池が減らないです。それもそのはずで、真空処理をする時間って1コンテナあたり10秒もかからないですよね。
2019年春からフォーサをほぼ毎週使っていますが、この記事を書いている2020年夏まで一度も電池入れ替えてないです。
電池式に抵抗がある方も多いと聞いたので「意外と電池食わないよ」とだけお伝えしておきます。
フォーサ(2020年モデル)のデメリット
- ゴツくて重くて分厚い
- 電子レンジ用ふたの収納に困る
新しくなったフォーサにほとんど不満はないのですが、あえて贅沢を2つほど。
1つ目はサイズ感。改良されたことで、フタと容器がゴツくなって重いのです……。

フタはピチッと閉まるし、電子レンジも使えるようになったから、仕方ないといえば仕方がない。
2つ目は「電子レンジ用フタ」を使っていない時の収納場所が悩ましいこと。

すべてのコンテナに1つずつフタが付いてくるので、コンテナ5個セットだと5枚のフタがセットに含まれています。
上の写真の右サイドのコンテナのように保存時もつけっぱなしにすれば特に問題ないのですが、うちの小さい冷蔵庫では「電子レンジ用ふた」の厚みがネックとなってコンテナを詰めないことが判明……。
それで左サイドのように「電子レンジ用ふた」を外して保存しているのです。人数の割に冷蔵庫が小さい我が家が悪いといえばそうなんだけど…ね。
最後は本当に余談程度の要望なのですが、もうちょっと軽かったら、夢の冷凍弁当制作ができたなぁ……って。


これだけビシッと密閉されて、冷凍庫からレンジまでダイレクトに使えるんだったら、冷凍の作り置き弁当つくりたいなーって思って作ってみたんだけど、いかんせん容器がデカくって重いので持っていく気にならないことが判明しました。

なので、お弁当用に軽量版が出たら天国かなーって。そんな要望を出すほどに新しいフォーサを愛でていることをお伝えしてレビューを終わりたいと思います。
「フォーサ(2020年モデル)」がお得に買えるおすすめ通販サイト
「フォーサ」はテレビショッピングやネットショップなど、いろいろなところで販売されていますが、購入前には必ずショップジャパンの公式サイトを確認してみましょう。
ショップジャパンの公式サイトでは頻繁にお得なセールが開催されています。
アウトレットやモデルチェンジで半額になっていたり、Web限定のセールが開催されたりも珍しくないので、楽天経済圏の方もAmazon信者の方もテレビショッピング派の方も、購入前にぜひ比較チェックしてみてくださいね。