商品提供:ショップジャパンさま
圧力鍋で作る豚の角煮や煮豆などの本格的なお料理は本当に美味しいですよね。
でも、圧力鍋を使った調理は火加減の調整が難しく、煮崩れしたり、焦げちゃったりすることも。
さらに、一般的な圧力鍋は構造が複雑なので後片付けがとにかく大変!
美味しい料理を食べるためには基本的に苦労も厭わない私ですが、それでも疲れていたり忙しかったりするときはさすがに無理です。
しかし、電気圧力鍋の「プレッシャーキングプロ」を手に入れてからいつでも気軽に凝った料理が作れるようになり、食卓がいつでも豪華になりました!
材料を入れてボタンを押すだけで圧力料理ができるので、多少忙しくても本格的な圧力鍋調理ができるのです。
この記事では、プレッシャーキングプロでできる圧力料理の使い方のコツと圧力調理レシピをご紹介します。
2019年9月8日追記
プレッシャーキングプロがさらに進化! 1台で8役こなす電気圧力鍋「クッキングプロ」が発売されました。
リニューアルしたのにお値段は据え置き! しかもレシピブックが基本セットに追加されているので、実質値引きされたようなものです!
気になる方はぜひプレッシャーキングプロや他社製品との比較記事もご覧ください。
プレッシャーキングプロの使い方:圧力調理編
調理をはじめる前に確認すること
1.圧力表示ピンの状態
圧力調理時は鍋の圧力に応じて「圧力表示ピン」が上がったり下がったりします。
調理はピンが下がっている状態からスタートします。

ピンが下がっている:圧力がかかっていない or 圧力上昇中

ピンが上がっている:加圧状態
加圧状態以外のときにピンが上がることはないので、調理前に必ずピンが下がっていることを確認しましょう。
2.圧力切換バルブの状態
コントロールパネルでメニューを設定する前に、圧力調理をするかしないかを選択する必要があります。
圧力調理の選択はフタに「圧力切換バルブ」で切り替えます。

圧力切換バルブを閉める(◎マーク):蒸気が密閉され、鍋の中に圧力がかかる

圧力切換バルブを開ける:蒸気が排出される(圧力調理されない)
この設定を忘れると、どのメニューを選択しても圧力調理されないということが起こりますので、必ずフタを閉める際に確認しましょう。
食材を入れて、メニューを設定する
食材を入れたらフタをして、コントロールパネルから調理メニューを選択します。

メニューボタンは圧力の有無ではなく、食材や料理の種類ごとに選択する仕様になっています。
メニューを選んだ後、加圧時間を設定します。
注意:設定する時間は加圧時間であって調理時間ではありません。設定した時間には「予熱時間」と「減圧時間」は含ません。
どのメニューを選んで、何分加圧するかは説明書にも書かれていますが、初めて電気圧力鍋を使う方はレシピブックがあるとコツがつかみやすいかと思います。


肉、魚、野菜などの材料や調理方法別に100のレシピが紹介されています。
食材の切り方や調理時間のコツなどが丁寧に説明されているので、プレッシャーキングプロと合わせて購入したい1冊です。
予熱
予熱中はコントロールパネル表示「00」が回転します。
予熱時間を計ってみたところ、だいたい平均で10〜20分程度でした。
冷凍食材を凍ったまま使ったり、冬で水温が低い場合はもう少し長くかかりそうです。
ポイント:急いでいる時は、調理に使う水を熱湯に変えると予熱時間を短縮できます
加圧調理中
予熱が終わり、加圧調理が始まるとパネルの「:」が点灯し、タイマーの時間が減っていきます。
このとき、圧力表示ピンは上がった状態になります。
加圧調理完了

「ピッ」という音が3回鳴り、液晶に「End」と表示されたら加圧調理完了です。
しかし、鍋内部の圧が下がるまでフタは開けられないのでご注意を。
ピンが下がると減圧完了。自動で24時間の保温機能に切り替わるので、朝セットして夜熱々を食べることもできます。
プレッシャーキングプロで作る圧力調理レシピ(随時更新)
ここではプレッシャーキングプロの公式レシピブックを参考に作ってみたオリジナルレシピ、アレンジレシピを紹介していきます。
が……!
あくまでも私が実験的に作った結果なので、中には失敗しているものも……あります!
自分的に「完璧!」と思ったレシピには「完成!」と書いておくので、それ以外は「実験中」ということで、こういう事もできるというご参考程度になさってください。
「イカ大根」を作ってみた

調理時間の目安(実測)55分:下ごしらえ(5分)・予熱(10分)・加圧調理(5分)・減圧(20分)・煮詰め(15分)
レシピブックに掲載されている「ぶり大根」を参考に作ってみたオリジナルレシピです。
イカは冷凍カットされているものをそのまま入れてもOKなので、大根を切って調味料と合わせるだけ!
調理時間は実測で1時間近くかかっていますが、作業が必要なのは下ごしらえの5分と煮詰めボタンを押す時だけ。
予熱〜減圧まではほったらかしで大丈夫です。(*^^*)
材料(2人分)
- 大根 10cmくらい
- イカ(冷凍でも可) 2杯分くらい
- しょうが 1かけ
- 水 カップ1
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
作り方
1.材料の下ごしらえ
- 大根:皮をむいて、一口大のいちょう切りにする。
- イカ:生のイカを使用する場合は2cmくらいの輪切りにする
- しょうが:皮をむいて千切りにする
2.プレッシャーキングプロにカットした材料と調味料を入れる

特に何も考えずにイカを下に、大根を上にしてしまいましたが、よく考えたら大根が下のほうが味がしみて良い気がします。
3.プレッシャーキングプロを設定して加圧調理
- 圧力切替バルブ:密閉
- メニュー設定:シチュースープ 5分
4.加圧調理が終わったら(ピンが下がる)、フタを開けて汁を煮詰める
- メニュー設定:下ごしらえ肉 15分
5.完成!

反省点とコツ
今回の味付けはレシピブックの「ブリ大根」を参考にしたのですが、私にとってはちょっと味が薄かったです!
次やる時はもう少し、お酒とみりんと砂糖の割合を増やしてみる予定なので、濃い味が好きな方は水を少なめにしてしょうゆ以外を増やしてみることをおすすめします。
※実践次第材料は書き換えます
「ふろふきかぶ」を作ってみた

調理時間の目安(実測)38分:下ごしらえ(5分)・予熱(10分)・加圧調理(3分)・減圧(20分)
レシピブックに掲載されている「大根出し煮」を参考に作ってみたオリジナルレシピです。
かぶが安かったので、まるごとを柔らかく炊いて上品なお出汁風味でいただけないかと思い試してみました。
材料(4人分)
- かぶ 中4個
- だし汁 カップ4
作り方
1.材料の下ごしらえ
かぶ:皮をむく
2.プレッシャーキングプロにカットした材料と調味料を入れる

意外とかぶが大きくてまるごと入れると頭が汁から出てしまいました。大丈夫かちょっと心配……。
3.プレッシャーキングプロを設定して加圧調理
- 圧力切替バルブ:密閉
- メニュー設定:シチュースープ 3分
4.加圧調理が終わったら(ピンが下がる)完成!

単品で写真を撮るのをうっかり忘れてしまいました。
反省点とコツ
レシピブックの「ふろふき大根」では加圧時間が3分となっていたので、そのとおりにしてしまったのですが、よく考えたらカブをまるごとを炊く場合はもうちょっと加圧時間が必要でしたね。(゚ー゚;Aアセアセ
加圧時間3分だとしっかり中まで柔らかくはなっていますが、箸がスッと通るほどではなかったので、次やる時はもう少し加圧時間を長くしてみようかと思います。(5分くらいかな?)
※実践次第材料は書き換えます
【完成!】「鶏のさっぱり煮」を作ってみた

調理時間の目安(実測)41分:下ごしらえ(5分)・予熱(10分)・加圧調理(3分)・減圧(20分)・煮詰め(3分)
レシピブックに掲載されている「手羽先とゆで卵のさっぱり煮」のアレンジレシピ。
本では手羽先と卵のみでしたが、手羽元が安い&玉ねぎが好きなので入れてみました。
材料(3人分)
- 鶏の手羽元 8本
- ゆで卵 3個
- 玉ねぎ プチサイズ2個
- みりん・酢・しょうゆ・水 各50ml
- はちみつ 大さじ2(砂糖でも可。ちょっと量を増やす)
煮汁ひたひたであれば手羽元、卵、玉ねぎは好きなだけ入れても大丈夫。
全ての調味料を1:1:1:1の割合で足せばいくらでも量を増やせるので、お好きな具材をお好きな配分でお楽しみください。
作り方
1.材料の下ごしらえ
- かぶ:皮をむく
- ゆで卵:硬ゆでで殻をむいておく
- 玉ねぎ:皮をむいて一口大に切る
2.プレッシャーキングプロにカットした材料と調味料を入れる

お肉が下、卵が上で良いかと思います。
3.プレッシャーキングプロを設定して加圧調理
- 圧力切替バルブ:密閉
- メニュー設定:シチュースープ 3分
4.加圧調理が終わったら(ピンが下がる)、フタを開けて汁を煮詰める
- メニュー設定:下ごしらえ肉 3分
5.完成!

反省点とコツ
あまり水分の出る食材を入れず、ベースとなる煮汁をレシピブックの通りに作ったのでほぼ失敗なし! お鍋で煮込むよりもお肉がホロホロと柔らかく、骨から無駄なくツルッと肉が取れて気持ちが良かったです。
そして何よりも、追加で投入した玉ねぎがプルプルに柔らかく、味もしっかりしみていて最高でした!
特に面倒な下準備もない上に、手羽元はいつでも安いので、忙しい&節約したいときに重宝しそうです。
ところで「さっぱり煮」を普通の鍋で作ると、部屋中がお酢のニオイになってしまうのですが、電気圧力鍋は密閉された状態で調理されるので、ニオイがほとんどしませんでした! このあたりもメリットかもしれませんね。
プレッシャーキングプロのお買い得情報
「プレッシャーキングプロ」は楽天などでも販売されていますが、購入する前にかならずショップジャパンの公式サイトを確認してみましょう!


ショップジャパン公式サイトでは定期的セールやアウトレットセール開催しているので、時期によってはAmazonや楽天よりも安く購入することが可能です。
ちなみに現在、公式サイトでは専用のレシピブックと蒸し調理ができる専用のプレート、4年分の延長保証がついてくるお得なセットが販売されています。
プレッシャーキングプロの専用アイテム以外にも、ショップジャパンの大人気フライパン、小回りのきくナイフセットがおまけとしてついているようです。
- プレッシャーキングプロ本体
- プレッシャーキングプロおまかせレシピ100(レシピブック)
- 蒸しプレート
- 4年間延長保証
- ネオフィット26cm深型フライパン
- ミラクルブレードセラミックナイフセット
「余計なものはいらないからできるだけ安く買いたい!」という方も多いかと思うのですが、特に初めて電気圧力鍋を購入する方は「レシピブック」だけは必須です。
なぜかというと、プレッシャーキングプロのような電気圧力鍋は機種によってメニューや時間設定方法が異なるので加減がとても難しい……。加圧時間などのヒントなしに、はじめから美味しい料理を作るのは正直無謀なのです。
レシピブックの定価は2,000円。蒸しプレートや延長保証、おまけのキッチンアイテムまでついていてこのお値段なら、セット購入が一番お買い得かと思います。
まとめ
ずっと欲しかったプレッシャーキングプロを1ヶ月ほど使ってみて思ったことはただ1つ。

基本的に材料を切って、調味料と合わせてセットするだけなので調理も簡単。
我が家はもうすぐ子どもが生まれる予定で、これからどんどん時間がなくなると思われるので、本格的な料理が食べられるのに手間も時間もかからないのは、極めてありがたいことです!
プレッシャーキングプロはこんな方におすすめ
- お料理大好きで圧力調理を良くするけれど、火加減を見なきゃいけないのは面倒
- 圧力鍋を使った後のお手入れが大変!重たいし、焦げ付きが取れないし!
- 小さな子どもがいるので圧力鍋は危なくて使えない
- 共働きなので料理にかける手間と時間を減らしたい
- 圧力調理や蒸し調理をマスターして料理の幅を広げたい
