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ほったらかしで高レベルの鶏ハムが作れる!ショップジャパンの低温調理器「デリシェフ」レビュー・使用感まとめ

2018年7月25日

商品提供:ショップジャパンさま

鶏ハムおいしい。私です。

低脂肪高たんぱく食材の王様「鶏むね肉」をパサパサにならない程度にじっくり加熱して作る鶏ハム(別名:サラダチキン)。

美味しいし、ヘルシーだし、何よりも安い! 三拍子揃った究極食品!

……なのですが、自宅で作るのはちょっと手間。

鶏ハムは60℃程度でじっくり火を通す「低温調理法」で作ると最高に美味しくできるのですが、一般家庭ではひたすら60℃を保つのってなかなかできない。

ちょっとでも温度が高くなるとお肉がパサパサになっちゃうし、逆に低くなると火がきちんと通らないとサルモネラ菌などによる食中毒が心配になります。

そこで役に立つのが「低温調理器」。お鍋に入れた水を一定の温度に保ってくれるので、素人でもズボラでも簡単に安全に低温調理できるアイテムなのです。

この記事では、最近私が手に入れたショップジャパンの低温調理器「デリシェフ」の使用感(レビュー)とメリット・デメリット、鶏ハムを作ってみた感想をまとめてお届けします。

 

この記事はこんな方におすすめ

  • 低温調理をしてみたい方
  • 鶏ハムが大好きよく作るが温度管理が苦手でよく失敗する方
  • 業務用の格安なお肉を買ったけど、ちょっと硬いと思っている方
  • 細かい調理は面倒なので、ほったらかしで美味しい料理が食べたい方

デリシェフとは?

明日を、もっと、ハッピーに!『ショップジャパン』

「デリシェフ」は今話題の低温調理器。ショップジャパンから販売されています。

低温調理器は数ある低温調理法の中でもメジャーな「ビニールに入れた食材をお湯につけて加熱する」という手法をより手軽にするためのアイテム。

タイマー付きのヒーターで、加熱に使うお湯を一定の温度に保ち、家庭でもかんたんに低温調理できるため、調理方法にこだわる料理好きの間で注目を集めています。

低温調理とは

https://youtu.be/9jZYUaPhrJc

フライパンやオーブンでお肉を加熱調理すると、固くなってあまり美味しくない時がありますが、これは調理温度の問題。

お肉のタンパク質は60℃前後で凝固するのですが、約68℃を超えると水分が抜けてしまいます。

つまり肉汁や風味を保ちつつ、食中毒にならない安心な状態で食べるためには、60℃以上68℃以下で調理する必要があるのです。

低温調理は60〜68℃でじっくり火を通すことで、具の内部に向かってムラなく火が通るので、しっとり柔らかくジューシーな仕上がりになります。

しかし、フライパンやオーブンでを保つことはプロでも困難。温度調節や加熱時間の調節が難しいので、加熱しすぎてしまったり、逆に加熱不足で食中毒の危険が出てしまったりするのです。

参照:ショップジャパン

そこで、役に立つのが「デリシェフ」のような低温調理器なのです。

スペック

販売価格 ショップジャパン公式サイトで価格をチェック!
カラー ブラック×シルバー
仕様/電源電圧 AC100V 50/60Hz 800W
サイズ 高さ390.5mm×幅73.5mm×奥行93.5mm
材質 PC、ステンレス他
重量 約1.6kg
保証期間 1年
設定時間 0〜90℃(0.5℃単位で温度設定が可能)
タイマー 0〜99時間59分まで設定可能

 

「デリシェフ」の使い方と体験談(感想・レビュー)

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

デリシェフは本体と説明書のみの非常にシンプルなセット内容。

使い方も水を張った鍋に差し込むだけなので、ややこしいことは一切ないのが魅力です。

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

上部には液晶パネルがついています。電源コードを差し込んで、ここでタイマーや温度を設定します。

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

側面には大きなクリップが付いています。

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

このクリップ部分を鍋の側面に挟んで固定します。

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

取り付けるとこんな感じ。

本体が結構重たいのでグラグラしてしまわないか心配でしたが、クリップがかなり強力なのでしっかりと取り付けられました。

写真の鍋は高さ30cm程度の寸胴鍋ですが、水を入れなくてもバランスよく、倒れることもありませんでした。

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

本体の底部です。この奥にヒーターが付いていて、ここで温度調整するようです。

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

電源を入れるとこんな感じで液晶パネルが光ります。

初期表示は30℃、0分になっているので、調理内容に応じてセットします。

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

今回は鶏ハムを作るので温度を60℃、時間は50分に設定しました。設定が終わると加温が始まります。

 

加温、保温中はちょっと音がしますが、本当に少しモーター音がするくらいなので、日中はもちろん夜寝た後でもそれほど気にしなくて良いかと思います。

デリシェフで鶏ハムを作ってみた

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

初回は取扱説明書のレシピにしたがって、鶏ハムを作ってみました。

材料は以下の通りです。

  • 鶏ムネ肉 1枚
  • 長ネギの青い部分 1本分
  • 塩 肉の重量の0.8%
  • オリーブオイル 適量

低温調理する際のポイントは、食材を入れた袋の中に空気をできるだけ残さないことなのですが、我が家にはショップジャパンの真空パックマシーン「ピタント」があるのでそれを使いました。

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

きちんと空気が抜けていると、こんな感じでしっかりお湯に浸かることができます。

逆に空気が残っていると調理中に袋が浮いてきてしまい、しっかりと奥まで火が入らないので注意しましょう。

袋を沈めたら、あとはタイマーが切れるまで待っているだけ。

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

50分後、「ピーピーピー」という電子音と共に液晶パネルに「End」の文字が表示されたら調理完了です。

 

できあがりがコチラ!

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

袋の上からだと、お肉がうっすら白くなっているようにしか見えないので、これで本当に大丈夫なのか心配でしたが……

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

袋から出してみると、きちんと火が通りつつも、やわらかい質感のお肉になっていました。

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

切ってみたところ。特に問題なく、しっかり中まで火が通っています。赤い部分もなくて安心。

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

パサパサ感は一切なく、持ってみるとプルプルした感じでやわらかそうです!

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

この鶏ハムを早速冷麺に乗せて食べてみました!

 

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

普段別の方法で作る鶏ハムと比べると、全くパサパサしている部分がないどころか「これは何の肉!?」と聞きたくなるくらい、しっとりプルプルの食感!

全く何も知らない人が食べたら、まさかグラム30円の鶏ムネ肉だとは思わないレベルに美味しかったです!

鶏ムネ肉の他にもローストビーフやチャーシュー、塩鮭も低温調理に向いているらしいので、随時試してみたいと思います。

 

デリシェフのメリット・デメリット

◎セットしたらほったらかしでOK!

低温調理器を使わずに低温調理をしようとすると、一番大変なのが温度調節。逐一温度を確認して、お湯や水を足して温度を一定に保たなくてはいけません。

しかし、デリシェフがあれば温度調整は一切不要。

ポリ袋の中に材料と調味料を入れて密閉して、お湯の中に入れておくだけで、あとはデリシェフが勝手にやってくれます。

終了時はブザーでお知らせしてくれる上、それ以上は加温しないため、うっかり加熱しすぎることもありません。

◎安いお肉がレストラン級の味になる

これはデリシェフというより低温調理の魅力なのですが、どんなに安いお肉でもびっくりするほど柔らかくジューシーに仕上がります!

低温調理で作った鶏ハムを一度食べてしまったら、他の方法で調理した鶏ムネ肉はパサパサ感が妙に気になってしまうほど美味しいです。

◎後片付けがとにかく楽!

デリシェフで低温調理する際に使用するものは以下の通り。

  • デリシェフ本体
  • 鍋(厚手で背が高いもの)
  • 食材を入れたポリ袋

調理には水しか使わない上に、食材はビニールに入った状態なので、調理終了後はお鍋に張った水を捨てるだけ!

ポリ袋は使用後捨ててしまうので、特に食器を洗ったりする必要はありません。これほどまでに楽な調理器具はあんまり見たことないですね。

△思ったより大きくて重たい

デリシェフは家庭用低温調理器なのですが、その特性上、業務用かと思うほど本格的な見た目と重量になっています。

その重さ実に1.6kg!

ちょっとイメージし辛いかもしれませんが、片手で持つと手がプルプルするくらいの重さです。

ショップジャパンの低温調理器デリシェフ

この写真も手をプルプルさせながら撮影しました。( ;∀;)

ヒーターとタイマーが内蔵されている分、この重量はしかたないんですかね……。

形状がシンプルで、付属品もないので収納に困ることはないと思うのですが、サイズもそこそこありますので収納場所が心配な方はご注意ください。

△深くて厚手の鍋が必要

デリシェフはクリップで鍋に固定して使うスタイルの低温調理器なのですが、高さと重量が結構あるため、薄くて浅い鍋だとクリップで挟むことができません。

また、ちょっと軽い鍋だと倒れてしまうかもしれないので、できるだけ深くて厚手の丈夫そうな鍋が必要になります。

説明書によると「6〜15Lの水が入る寸胴鍋鍋がベスト」とのことです。

デリシェフ以外の低温調理器も同様可と思いますので、低温調理器購入を検討している方はお鍋もチェックしてみてください。

うちの鍋はこれぐらいのサイズです。

 

「デリシェフ」が最安で買えるおすすめショップは?

「デリシェフ」は楽天などでも販売されていますが、購入する前にかならずショップジャパンの公式サイトを確認してみましょう!

明日を、もっと、ハッピーに!『ショップジャパン』

ショップジャパン公式サイトでは定期的セールやアウトレットセール開催しているので、時期によってはAmazonや楽天よりも安く購入することが可能です!

 

まとめ

これまで炊飯器を使ってみたり、ノンフライヤーを使ってみたり……と、ありとあらゆる方法で鶏ハムを作り続けてきた私ですが、ここまでかんたん(ほったらかし)で、これほどまでにかんたんで、これほどまでに美味しい鶏ハムが食べられたのは低温調理器だけ!

鶏ハムを愛してやまない方はもちろん、焼く、煮る、揚げる、炒める……などの基本的な調理以外を極めたい料理好きの方は是非試していただきたいです!

「デリシェフ」はこんな方におすすめ

  • 鶏ハムを愛してやまない方
  • 焼く、煮る、揚げる、炒める……などの基本的な調理以外を試してみたい方
  • 業務用っぽいキッチンアイテムに心がときめく方
  • ほったらかし調理を極めたい方
わたし
これで鶏ハム食べ放題ダーーー!

 

明日を、もっと、ハッピーに!『ショップジャパン』