商品提供:ショップジャパンさま
テレビショッピングでおなじみのショップジャパンで販売されている「ツインシェフ」。
2020年1月15日に発売されたばかりの新商品ですが、プレスリリース配信と共にSNSで話題となり、アレヨアレヨ……と言っているうちにトレンド入り。
やばい。天才か
>炊飯+煮込み+蒸し料理を同時にできる新機軸の調理家電を発表
一度に最大4品ほったらかし調理!毎日の食卓がラク~に充実。1台でご飯とおかずが同時にできる自動調理鍋「ツインシェフ」発売 https://t.co/un4wjDXuSA pic.twitter.com/lyBWRDxvOq
— tetsu (@metatetsu) January 16, 2020
うまく言えないのだけど「これはシャープから出なければいけなかった」というお声を、シャープは大切にしなければいけない気がする → ごはんとカレーを同時に調理、自動調理鍋「ツインシェフ」 | マイナビニュース https://t.co/gt25nR7e5f
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) January 17, 2020
あのシャープさんも言及するほど、2020年1月の家電業界では話題となりました。
カラーラ、フォーサ、プレッシャーキングプロ、クッキングプロ……と、数々のショップジャパン調理家電を愛用し続けてきた私が黙っているわけありませんね!
この記事では、1度に4種の料理が作れる超時短調理家電「クッキングプロ」を実際に使ってみた感想、おすすめの使い方、メリット・デメリット、購入方法をまとめてお届けします。
この記事はこんな方におすすめ



「ツインシェフ」の特徴・スペック
ツインシェフはテレビショッピングでおなじみのショップジャパンで販売されているキッチン調理家電です。
これ1台で炊飯、おかず、汁物など、最大4種類の料理を同時に調理できるという……


新しいようで、どこか懐かしい発想のアイディア商品です。
材料を入れてボタンを押すだけで1度に複数の調理ができるので調理時間の節約だけでなく、キッチンの省スペース化も叶います。
とにかく忙しい働き&子育て世代だけでなく、キッチンが広くない一人暮らしの方にもおすすめです。
「ツインシェフ」の特徴

「ツインシェフ」での基本的な調理方法は以下の2つ。
- 自動調理:10種類のメニューボタンを選んで押すだけ
- 手動調理:調理温度、時間を各ボタンで設定する
いずれの調理方法も切った材料と調味料を入れてボタンを押すだけのかんたん操作です。
自動調理も手動調理もタイマー予約ができます。メニューは以下の10種類です。
- 炊飯
- 玄米
- 炊き込み
- 雑炊
- おかゆ
- 煮込み
- スイープ
- 蒸し
- ケーキ
- ヨーグルト
自動調理ボタンを使えば、温度設定や時間設定の必要がないので、材料と調味料を入れてボタンを押すだけのかんたん設定です。
「ツインシェフ」のスペック



販売価格 | ショップジャパン公式サイトで価格をチェック![]() ![]() |
色 | ホワイト |
電源・消費電力 | AC100V(50/60Hz)・900w(450w×2) |
材質 | PP、ステンレス、アルミニウム 他 |
サイズ(外寸) | 約 幅410×奥行300×高さ210 mm |
重量 | 約5.2kg |
調理容量・満水容量 | 最大 約3.6L(1.8L×2)・5.0L(2.5L×2) |
調理時間 | 1分~12時間(メニューによって異なる) |
設定可能温度 | 35℃~130℃(メニューによって異なる) |
タイマー設定 | 最大12時間 |
保証期間 | 1年(有料で+4年の長期保証パックあり) |
「ツインシェフ」を実際に使ってみた感想・レビュー
「ツインシェフ」基本セットの内容

ツインシェフの基本セット内容は以下の通り。
- 本体(内なべ2個、蒸しプレート2個)
- おたま(ポリプロピレン製:耐熱温度160℃)
- しゃもじ(ポリプロピレン製:耐熱温度160℃)
- 計量カップ(ポリプロピレン製:耐熱温度100℃、耐冷温度-20℃)
- 取扱説明書(保証書・レシピ付き)

内なべはこんな感じ。目盛りがついているステンレス製の炊飯器っぽい釜です。

こちらが蒸しプレート。プラスチック製で軽いです。

こんな感じで内なべの上に載せて使います。蒸しプレート単体では使えないので要注意。

炊飯時に欠かせない「しゃもじ」と「計量カップ」に加え、汁物や煮物を取りだしやすい「おたま」が付属しています。

説明書はモノクロ。一応巻末におすすめレシピが掲載されていますが、写真での解説はなく数も16種類と少ないので、料理が苦手でレシピの応用ができない人にはハードル高いかも……。
ただショップジャパンは過去にも電気圧力鍋クッキングプロで、製品発売からしばらくしてから公式レシピブックを発売していたので、今回もヒット御礼と共にレシピブックの発売を期待しましょう。
「1ヶ月ツインシェフ生活!」はじめました。
>リンク
1歳半の子どもを持つフリーランス主婦の私が、毎日絶対にツインシェフを使った料理をする1ヶ月間。
家事に、仕事に、育児に忙しい主婦にとって、果たしてツインシェフはどのくらい味方してくれるのかという検証企画です。
「ツインシェフで何を作ったら良いのかわからない!」「毎日献立考えるのが面倒」という方、ぜひご覧ください。
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ツインシェフを約2畳のキッチンに設置してみた

こちらが我が家のツインシェフ置き場。
我が家は60平米。キッチンが約2畳しかないのに、調理家電が妙に多くてめちゃくちゃ狭いので、調理スペース確保のために据え置きは諦めました。
この銀シェルフから毎日取り出して使っているのですが、ツインシェフは本体の重さが約5.2kgなのですがそれほど重たく感じないので、毎日の出し入れにストレスはありません。



使用中の様子。いたって普通のマンションサイズのシステムキッチンの上に置いております。幅41cm、奥行き30cmですが、高さが21cmしかないのでそれほど圧迫感がありません。

サイズ感をお伝えするために電子レンジの上に載せてみました。うちの電子レンジはパナソニックのビストロ(30L)です。
高さ面でも安全面でも、この位置ではさすがに使えませんが、もし「電子レンジを置いてある縦長の棚に置きたい」と考えている方がいたら「可能ですよ」と知らせたい。
ツインシェフの使い方
ツインシェフの使い方は非常にシンプル。
- 材料と調味料を全部入れる
- フタを閉める
- スイッチを押す
たったの3ステップでおしまい。あとは調理完了のブザーがなるのを待つばかりです。

ツインシェフの最大の特徴が左右に分かれた鍋で1度に最大で4種類作れるということなのですが、私は実物を見る前「右と左の両方一緒に動かさないとだめなのかな?」とか「右と左同じ設定になるのかな?」と疑問に思っていたのですが、なんのことはない。

左の鍋は「1」を、右の鍋は「2」をそれぞれ押してから、メニューや温度などの各種設定をして、最後に決定ボタン「OK」を押すという流れで、左右それぞれ別の設定ができるようになっていました。

いちおうジャンル的には「調理鍋的」な扱いになると思うのですが、炊飯器と同じような感覚でセットしたらブザーがなるまでほったらかしておくだけ。
細かい火加減の調節や時間管理は全く必要ありません。全部ツインシェフがやってくれます。
自動設定でも手動設定でもタイマーが使えるので、出かける前や寝る前に食事の準備ができるのがとにかく素晴らしいです!
ツインシェフで作れる料理のレシピと調理時間

ツインシェフでは時間と温度を自由に設定できますが、ここでは自動調理メニューの調理時間目安をまとめておきます。
スマホの方は横にスクロールすると表をすべてご覧いただけます自動メニューボタンの名前 | 設定時間 | その他、調理に必要な時間 | 完成時間目安 |
炊飯・炊き込み | 30分~1時間 | 浸水(30分~1時間)、余熱(最大50分) | 約1~2時間 |
玄米 | 45分 | 浸水(3時間)、余熱(最大50分) | 約3.5~4時間 |
雑炊(冷ご飯使用) | 10分 | 余熱(最大50分) | 約15~20分 |
おかゆ | 1時間10分 | 浸水(30分~1時間)、余熱(最大50分) | 約2~2.5時間 |
煮込み(カレー・筑前煮) | 40分 | 下ごしらえ(5~10分)、余熱(最大50分) | 約1~1.5時間 |
スープ(豚汁・ミネストローネ) | 30分 | 下ごしらえ(5~10分)、余熱(最大50分) | 約1~1.5時間 |
蒸し(酒蒸し、茶碗蒸し) | 25分 | 下ごしらえ(10~15分)、余熱(最大50分) | 約1~1.5時間 |
ケーキ(ホットケーキミックス使用) | 45分 | 下ごしらえ(5~10分)、余熱(最大50分) | 約1~1.5時間 |
ヨーグルト | 7時間 | 余熱(最大50分) | 約7~8時間 |
ツインシェフ使用時は、自動調理メニューの設定時間の他に「下ごしらえの時間」と「余熱の時間」が必要です。
下ごしらえにかかる時間は人によって異なるので、この表では私が実際にかかった時間を使用しています。余熱に関して公式では「最大で50分」としていますが、この時間は室温や内なべ、材料などの温度によって異なります。
表の「完成時間の目安」を見て「えっ、遅っそ……!」と引いている方もいるかもしれませんが、実際にキッチンにいる必要があるのは「下ごしらえ」の5~15分です。あとは配膳まですることがありません。
火が出るものでもないので、仕事にでかけても、買い物に行っても、昼寝をしていても問題ありません。気がついたら料理が完成しているので、実際にかかる時間はそれほど気になりません。

「ツインシェフ」のお手入れ

ツインシェフのお手入れは物凄くかんたんです。
ツイッターで「お手入れが面倒くさそう……」というコメントを非常に多く見かけたので結論から先に言っておきます。
確かに1台にいろいろな機能が詰め込まれていると、細々としたパーツが多かったり、洗えない箇所が多かったりすると衛生面が気になりますよね。
しかし、ツインシェフにはその心配は不要。
なぜかというと、ツインシェフは本体以外は全て水洗い可能だからです。

- 内なべ
- 蒸しプレート
- 内ぶた、蒸気弁
- おたま、しゃもじ、計量カップなどの付属品
上記が水洗い可能なパーツ部分。

ちょっと複雑そうに見える「内ぶた、蒸気弁」まわりも取り外し、取り付けできるので、こまめに洗えば衛生面に問題はないでしょう。
ちなみに取り外しは簡単ですが、取り付けは慣れるまで少し難しいです。
また、水洗い可能なパーツ部分は全て食器洗い洗浄機(食洗機)の利用OK!
食洗機にサイズ的に入るのか心配だったので試してみたところ……

全て問題なく入りました。我が家の食洗機はパナソニックの据え置きタイプです。
水洗いできない本体のお手入れに関してですが、本体が汚れるのは調理時や配膳時に食品をちょっとこぼすぐらいしかないので、ふきんでサッと拭き取るだけです。

ツインシェフへの素朴な疑問FAQ
話題のツインシェフがお試しできると喜んでいた私でしたが、実際に使う前にいろいろ疑問がありました。

ここでは実際にツインシェフを手にするまで疑問だったけど誰も教えてくれなかったことを、実際に手にした今、回答します。

電気圧力鍋「クッキングプロ」との違いは?


ツインシェフの到着を心待ちにする私に、ひとつだけ懸念事項がありました。

昨年末にレビューしたクッキングプロ。本当に大好きで少なくとも週3ペースで使っているのですが、炊飯やスープ、煮込みなどツインシェフとかぶっている部分が多かったので、どちらか使わなくなるのでは……と心配をしていました。
しかしクッキングプロとツインシェフは似ているけれど、優れているポイントが異なります。
ツインシェフとクッキングプロの比較表
ツインシェフ | クッキングプロ | |
圧力調理 | できない | できる |
加圧・減圧時間 | 不要 | 必要 |
調理中のフタの開閉 | できる | できない |
温度設定 | できる | できない |
クッキングプロはあくまでも「圧力鍋」なので、本格的な煮込み料理が得意です。
一方ツインシェフは一度に2台の炊飯器を同時に使うような感じ。煮込みや炊飯などの出来栄えは、一般的な炊飯器と同じくらいのクオリティです。
凝ったもの料理を作りたい時はクッキングプロ、日常の料理を少しでも楽にしたい時はツインシェフ……というように、用途によって使い分けができます。
1つの釜で2つの料理を作るとニオイが移ったりしないの?

ツインシェフの最大のメリットが「1度に4つの料理が作れる」ことなのですが、4つ別々に作るのではなく、内なべの上に蒸しプレートを置いて、左右のなべで2つずつ作ることになります。
そうなると気になるのが「上と下の料理にそれぞれ影響はないのか」ということ。
たとえば上で魚などのニオイのあるものを蒸して、下で炊飯した場合、お米が魚臭くなってしまわないか……と、心配したわけです。
結論からいうとしゃけを蒸したぐらいではお米にニオイは移りませんでした。
<動画準備中>
蒸したことで魚から汁も出た汁が下に落ちることもなく、いたって普通の美味しいお米が食べられたので、上下の組み合わせはそこまで神経質に考えなくても大丈夫だと思います。
また別の日にニンニクを加えたもやしを蒸してみたのですが、思ったよりもニオイが出ませんでした。
<動画準備中>
サバなどのさらにニオイの強いものはまだ試していないので、引き続き検証してみます。
1つの釜で2つの料理を作る場合のメニュー設定は?

ツインシェフは左右でそれぞれ別の調理メニューが選べますが、蒸しプレートを使って上下で2つの料理を作る場合のメニュー設定はどうなるのか?
これに関しては蒸しプレートで作る料理は、下の内なべで作る料理の設定時間と温度に合わせて考えたほうが良いです。
左右2つの釜で1度に4つの料理ができるとはいえ、上下では同じメニュー設定で作らざるを得ません。
<動画準備中>
試しに自動メニューの「スープ」を使って、上で蒸し卵を、下で味噌汁を作ってみたのですが……卵がとんでもないことになりました!www
また別の日はもやしの加熱時間が足りなかったことも……。
<動画準備中>
温度や時間の設定をあわせて考えなくてはいけないので、献立を考えるのが苦手な方にとってはちょっと面倒かもしれません。
レシピブックが出るとしたら、ぜひ「1ヶ月分の献立セット+レシピ」という内容で出版してほしいです。(期待)
余熱時間はどのくらいかかるのか
詳しい時間は検証中ですが、1週間使ってみた体感値では約5〜10分くらいでしょうか。
冷凍食品を入れたパターン、お湯から作り始めるパターンなども実験してみたいと思います。
ツインシェフを実際に使ってみてわかったメリット・デメリット


ツインシェフの素晴らしいところ・メリット
- 火が出ないので、寝たり、出かけたりできる
- 炊飯器2台分よりもコンパクト
- 細かいところまで洗えるので衛生的
- 本体以外が食洗機利用可能
- 同時調理でもニオイが移らず、想像以上に美味しくできる
ツインシェフの気になる点・注意点
- コンセントが取り外しできないタイプで短め
- メニュー操作(特に手動メニュー)は説明書をしっかり読まないとわからない
- 内ぶたの分解はいいけど、組み立てが難しい
- 付属のレシピだけだと、料理初心者や苦手な方は使いこなせない
- 献立を考えるのが苦手な人には逆に面倒かも…
ツインシェフはこんな人におすすめ


- 仕事に家事に育児に忙しい!働き世代・子育て世代の30~40代の方
- 春から新生活!はじめての一人暮らしで自炊をしようと思っている方
- キッチンが狭い or シンプル主義でキッチン家電を最小限にしたい方
- 【条件付き】離れて暮らす身内の方の火の扱いが心配な方
- 【条件付き】節約・健康面から自炊をしたいけど、料理にちょっと苦手意識のある方
ツインシェフは1度に4つの料理が作れることから、とにかく時間が惜しい働き世代、子育て世代の時短アイテムとしてだけでなく、1台で大抵の調理ができるので省スペースなのもメリット。
そのため一人暮らしをはじめる方やキッチン家電を最小限に抑えたい方にもおすすめです。
さらにツインシェフはボタン一つで調理ができて、その上火も出ないので、火の取り扱いに不安がある高齢の方や料理が苦手な方でも安心です。ただし、レシピがないと1度に4パターンの料理を考えて、使いこなすのは少し難しいので、そのあたりに不安のある方はレシピブックの発売を待ってから購入しても良いでしょう。
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