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32年で10回も引っ越した私が「引っ越し業者の見積もりで気をつけていること」5つ

2016年4月8日

今月末に3年ぶり10度目の引っ越しをします! 私(@meme_hiragino)です。

回数多いって?

うん。もともと転勤族だからね。

それでも多いって?

うん。東京に来てからなかなか気に入った家に巡り会えなくてね。

でもね。今回の家はメチャクチャ気に入っていたの。

でもでもね、ちょっとものすごーく条件の良い家に引っ越せることになったので、突然ですが引っ越すことになりました。

そんなわけで、自他ともに認める引っ越し好きの私は、早速お引っ越し見積もりを取りました。

自分で引越し業者を手配するのは今回で5回目なのですが、回数を重ねるうち自分なりの「引越し業者との見積もり交渉ポイント」ができあがってきました。

この記事では35年で11回引っ越しした私の「引っ越し業者の見積りを取る時のマイルール」をご紹介します。

 

引っ越し業者の見積もりを取るときに気をつけること

1.ネットの一括見積もりはよく吟味して利用すること

引越し業者に見積り依頼をする際、ネットなどの一括見積りサービスを利用する方が多いかと思います。

業者から電話がかかってくるので、電話代の心配もしなくていいし、自分で業者を探して電話をかけるよりも遥かに楽なのですが……

一括見積もりを申し込むと、数分後からじゃんじゃん電話がかかってきます。

引越しの一括見積もりサービスは「全国300社対応!」というように、対応している業者数が多いほうが良いみたいなイメージがありますが、首都圏など業者数がもともと多いエリアだと、電話対応するだけで一日が終わるくらいたくさんの業者から電話がかかってきます(マジ話)

なので、ネットの一括見積りサービスはできれば自分である程度の数を絞れるものがおすすすめです。

私個人の体感だと、訪問見積もりにきてもらう業者の数はだいたい3社程度から、どんなに多くても10社くらいで十分だと思います。

2.訪問見積もりに呼ぶ業者は大小揃える

一括見積もりサイトにはCMとかでおなじみの大手はもちろん、地域密着系中小の引っ越し業者も登録されています。

大手は名前が知れていて、利用者も多いのでクチコミなどで評判がわかりやすいのですが、その分お値段もお高めになっています。

引っ越しの忙しい時期に、時間を割いて数社から見積もりを取るからには引越し費用を安くしたいですよね。

そのためにはすべて大手の業者ではなく中小の引っ越し業者も呼ぶ必要があります。

その理由は相場の把握と交渉材料の入手。

引っ越し費用は家財道具の量や距離、時期、業者の忙しさなどによって決まる、定価が存在しないものなので、安く抑えるためにはできるだけいろいろな方面から価格情報をひっぱる必要があるのです。

ちなみに私は毎回こんな感じで配分しています。

大手(引っ越し専業)1〜3社

大手(運送系)1〜2社

中小(引っ越し専業)2〜3社

中小(運送系)1〜2社

重視するものは人によって異なると思いますが、できるだけ形態の異なる業者の見積もりを集めて比較することで、自分の引っ越しに最適な業者を見つけることができます。

3.訪問見積もりは1〜2日に集中させる

お仕事とかで忙しい人だけでなく、いつでも自宅にいる人でもできる限り訪問見積もりは1日に集中させたほうが良さそうです。

なぜかというとこちらの交渉力がアップするから。

よく業者さんから「今日決めないと他の人に決まっちゃいますよ!」というように契約を急かされることがありますが、それの逆で「私、今日たくさん業者呼んでるんで、安くしないと他にしちゃいますよ!」というアピールです。

スケジュールを決める際は「他にもたくさん電話もらってるので、できればこの日中に決めたいので」と言えば、よっぽど混んでいない限りお願いした日や時間に来てくれます。

見積もりを出してもらった後の業者選定はダラダラと長引かせない方が良いです。

特に繁忙期だと、何日も検討して「ここにしよう!」と返事をしたら「早く決めてくれないから、その日程は埋まってしまいました。どうしてもというなら見積もり時よりも高い料金で……」ということもありえます。

ここ最近は引越し業者の人手不足で価格交渉も難しくなっているようなので、できる限りスピーディーに決めたいものですね。

4.本命業者、中小の業者は最後に取っておく

これはもう、わかりやすい例なんだけど、いままでの見積もりで一番多く決定したのが、一番最後に来た業者なんですよね。

見積もりにきた業者さんは大体「うちの他に何社きてますか?」とか「一番安い所はいくら出しましたか?」と、他社の見積もりを探ってきます。

一番最後の業者になると、他の業者の見積もりが手元にあるので「●●は××円だった」というと、可能な限りそこに金額を近づけてくれます。(ウソはだめよ)

なので、希望の引っ越し会社がある程度決まっている人は、一番最後に本命の業者さんを持ってくると交渉しやすいのかなーと思います。

特に価格重視の方は、中小の業者さんを一番最後にしましょう。

なぜかというと、中小の業者さんはネームバリューがない分、お値段勝負。「大手が●万円!」と見積もり金額を教えると、大体それ以下にしてくれます。(無理は言っちゃダメよ。)

5.妥協できる部分を決めて交渉する

見積もりにやってきた業者の営業さんが「定価はないようなもの」と自分で言っていたので、値引いても失礼というわけではないようです。

そうはいっても、「交渉とか苦手」という人も多いですよね。私もそうです。

でも、何度も見積もりをお願いしているうちに、嫌な顔されずに値引いてもらうフレーズを見つけました。

それは「〇〇(妥協)したら、お安くなりますか?」です。

見積り依頼時に伝えた日時や条件などの希望を緩和すると、大幅な値引きをしてくれることが多々あります。

お値引きの交渉ポイントを良心的な業者さんに教えてもらったのでご紹介します。

(1)日程

土日、繁忙期(3月〜4月)はもれなく高いけど、月末(20日以降)もなかなか高いです。

できるなら閑散期(冬とか6月とか)、それ以外の月でも月初〜月中の平日にするとだいぶ下がるようです。

(2)時間

午前中の第一便を指定すると高くなり、時間をフリーにすると安くなります。

私は何度かフリーにしたことがありますが、繁忙期外だったので昼前には作業開始、夕方には終了ということがほとんどでした。

その一方で「繁忙期にフリーにして作業が夕方開始、深夜終了になり引越し先で近隣に迷惑をかけてしまった」という人も少なくありません。

開始時間は混雑度合いや物件の特徴などに応じてよく考えたほうが良いでしょう。

(3)梱包材

見積書を見てダンボールなどが別料金になっていれば、自分で用意するという手もある。今回の見積もりで梱包材別になっていたところは、ダンボール30枚で5000円と書いてありました。

楽天でざっくり探してみたけど、ダンボール1枚なんと100円。送料は650円なので、枚数によってはこっちの方が安いかも。スーパーとかでもらったり、Amazonの箱が大量にある我が家のような家ならもっと安く済みそう。

もし別料金になっていなくても「ダンボール自分で用意したら安くなりますか?」と聞いてみると案外いけることもあります。

ただし、梱包材代には食器などを包む緩衝材も入っているので、そちらの確保も忘れずに。

あと、大手さんには通用しないかもしれないけれど「ダンボールはリサイクルのやつでいいので安くなりませんか?」と聞いてみると◎

中小のところは結構対応しくれることが多いようで、今回の見積もり時もそのようなメニューがありました。

(4)電化製品系の取り付け作業

大手さんの見積書に「電気工事費 4000円」というナゾの費用があったので聞いたところ、天井からぶら下がっている照明の取り外し、取り付けのことでした!笑

自分で取り付けたシーリングファン。自分で外せますけど……!!

あとは、洗濯機の取り付け作業が別料金になっているところと、コミコミになっているところがあるので、交渉しがいはあると思います。

 

引っ越し見積もりのコツまとめ

えー。なんやらかんやらで長くなりましたが、今回の一括見積もりで学んだことも多数盛り込みました。

エラそうに「引っ越し業者見積もりテク」なんて書きましたが、今回の見積もりも結構難航し、最初4件しか呼んでなかったのに思うようにいかず、さらに4件呼ぶはめに……。

その模様は、また後日!