この手の書き出しは、もう飽きてきたんだけど、あえて書こう。
「今日、すんごい寒くなーい?」
私(@meme_hiragino)です。
二十四節気では、1月20日から2月4日くらいまでを「寒さが最も厳しくなるころ」=「大寒」と呼ぶんだそうな。
そりゃ寒いはずだ。
私はとんでもなく寒がりなので、
はよ春になってたもれ!
と、毎日明後日の方角にお願いしているのですが、寒いこの時期が旬の食べ物って結構美味しいよね。
特に最近、本当に大好きなのが「春菊」。
子供の頃は苦手だったけど、あの独特の香りと食感がお酒にピッタリで、たまりません。
ああ、この季節は毎日春菊を食べたい!
……でも、春菊のレシピってそんなに思いつかなかったんだよね。
すき焼きに入れるとか? 天ぷらにするとか? おひたし……??
そこで、春菊のレシピをここ1年くらい色々考えては試し、調べては試す日々が続きました。
今日はその中から「特にお気に入りで、我が家の定番となった春菊料理」をご紹介します。
もくじ
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春菊と厚揚げとカツオのホットサラダ
材料
- 春菊 1束
- 厚揚げ 好きなだけ
- カツオの刺し身 好きなだけ(たたきでもOK)
- オリーブオイル 適量
- ハーブソルト 適量(ない場合は普通の塩でもOK)
作り方
- 春菊を何らかの形で茹でて一口大に切る。私はレンジで2分くらい加熱します。
- 厚揚げを0.5mmくらいに切って、フライパンで表面に色がつくまで焼く。両面な。
- 皿に春菊を乗せて、その上に厚揚げとカツオの刺身を並べる
- その上からオリーブオイルとハーブソルトをかける
ポイント
以前、ノンアルパクチーサワーを紹介した時、おつまみでちょろっと登場したレシピ。
本当にちょろっと登場させただけなのですが、ブコメにてものすごい好評だったので、出す機会を伺っていました。
このレシピは元々、なんかの女性誌のダイエットレシピとして紹介されていたものだったんですけど、何回も作り続けるうちに変化に変化を重ね、今のスタイルに落ち着きました。
かつおは鉄分やビタミンBが豊富だし、厚揚げで植物性たんぱく質も取れるし、春菊はビタミンCがいっぱいなので、今より5kg太っていたときは毎日これと鍋を繰り返して食べていました。
とにかく、かつおと厚揚げのコンボは最強なので本当にみんなに試してみてほしいです。
ちなみに、春菊が苦手な人はほうれん草でもいいので是非!
オリーブオイルじゃなくて、ごま油とかでもおいしいよ!
春菊と里芋のハニーマスタードサラダ
材料
- 春菊 1/2束
- 里芋 お好きなだけ(小5個、または大3個で小鉢2つ分くらいです)
- 粒マスタード お好みで
- はちみつ お好みで
- 塩 お好みで
作り方
- 里芋を何らかの形で茹でる。私はレンジで5〜8分くらい加熱する派です。
- 茹でた里芋の皮を向き、粗めにつぶす。なんとなくつぶす感じがちょうど良いです。
- 里芋をつぶしている間に、春菊を何らかの形で茹でる。私はレンジで2分くらい加熱する派です。
- つぶした里芋に茹でて5cmくらいに切った春菊、粒マスタードとはちみつを混ぜたものを加えます
- 多分塩気が足りないと思うので、なんとなく塩をパラパラします
ポイント
以前、粒マスタードレシピのときに紹介したポテトサラダの応用編。
じゃがいもではなく、里芋を使い、最近マイブームのハニーマスタード味にしてみました。
はちみつの自然な甘み、粒マスタードの酸味が織りなすハーモニーが、お酒のおつまみにサイコーです。
里芋のトゥルトゥルしていて、もっちりしている食感もまた乙。
春菊と大根と牛肉の煮物
材料
- 春菊 1束
- 牛肉 お好きなだけ(今回は200gくらい)多分バラが一番うまい
- 大根 お好きなだけ(今回は1/2本)
- にんにく お好きなだけ(今回は3片)
- 料理酒 100ml
- みりん 50ml(甘さが要らない人は半分でいい)
- 白だし 50ml(鶏ガラスープの素やほんだしを水で溶かしたもの)
- 塩 小さじ1くらい(酒飲み&ごはんのおかず用なので塩分ひかえたい人は減らしてね)
いつもは目見当でやっているのですが、これくらいだと失敗しないかなーという量を書いておきました。あとは、お好みで調整してください
作り方
1.材料を切る&下ごしらえ
大根は一口大に切って下ゆで。また煮るのでそんなに時間かけなくていいけど、コメのとぎ汁で下ゆですると早いよね。
大根の煮物 下ゆで解説付き by 雅姉ちゃん [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが259万品
↑下ゆでの仕方はクックパッド参照で。
春菊は3cmくらいに切ります。ちょっと小さいかなーくらいが食べやすいかと。
にんにくは皮向いてそのまま入れてもいいけど、私はお腹痛くなっちゃうので、真ん中の目のところ取ります。
上下を切って、つまようじで真ん中を押すと、華麗に取れます。
2.大根とにんにくを鍋に入れて、ひたひたになる程度水を入れる
よくわからない料理用語の上位に入るであろう「ひたひた」ですが、多分これくらいです。
3.その上から肉を乗せて、沸騰するまで中火
アクが出たら取ってください。
4.調味料を入れて軽く混ぜる
酒、みりん、だし、塩を投入して混ぜます。
5.落し蓋をして弱火で汁が半分になるまで煮込む
よくわからない料理用語のこれも上位「落し蓋」。
ググると木の立派なヤツが出てきますが、そんなんないって人はアルミホイルをテキトーに切って、真ん中を十字にちぎるだけでOKです。
他にもクッキングシートやキッチンペーパーでも代用できます。
6.最後に春菊を入れて蓋をして1分くらい煮る
こんな感じでわっさりしますが、1分くらいでシナシナになります。
あまり加熱すると、春菊のせっかくの栄養素が損なわれます。
生でも食べられるものなので、加熱は短くがポイントです。(って栄養学の本に書いてありました)
7.蓋を開けてササッと混ぜ合わせる
本当に混ぜるだけ。あとはお皿に盛り付けて……
完成!
ポイント
このレシピは昨年、オレンジページだったか、レタスクラブだったか、きょうの料理だったか……で見たはずなんだけど、元のレシピが全然思い出せない!
そこで「春菊 大根 にんにく 塩」で、ググって見たんですけど……
全然出てこない!
持ち前のテキトーさで、どんどんアレンジを加えてどんどん変化していったけど、やっぱり最初に食べた「本家の忠実なレシピ」が一番美味しかったなー。
なのでもう一度あのレシピが見たい!
どなたか覚えてらっしゃる方がいたらぜひ教えてほしいです!
多分元のレシピから、材料はそんなに変わっていないと思うんだけど、お肉がもしかしたら鶏肉だったかも。
これでも美味しいことには美味しいんだけど、とにかく調味料の詳しい配分をおさらいしたいです。
春菊と高野豆腐のすき焼き風卵とじ
材料
- 春菊 1/2束
- 高野豆腐 好きなだけ
- 卵 好きなだけ
- すき焼きのタレ(なければ酒、さとう、しょう油でテキトーに作る)
作り方
- 高野豆腐を水で戻してから、一口大に切る
- すき焼きのタレで高野豆腐を煮る
- 味が染み込んだら、溶き卵を回しかける
- 1cm幅に切った春菊をすかさず乗せる
- フタを閉じてちょっと蒸し焼きにする
ポイント
すき焼きをして、鍋に残った牛肉の旨味たっぷりのタレがもったいなかったので、
高野豆腐を投入して卵でとじてみた……という、貧乏性の極みのようなレシピ。
わざわざこのためだけにすき焼きのタレを用意するのはもったいないので、すき焼き後のタレの処分に困った時にでも是非。
タレを濃い目に作って、ご飯に乗せれば、親子丼のようなものができそうですな。
春菊と鮭ときのこのソテー
材料
- 春菊 1束
- 鮭の切り身 2切れ(塩味のやつでOK)
- きのこ お好みで(なくてもOK)
- 塩・こしょう 少々
- 酒 大さじ1
- オリーブオイル 適量
作り方
- 春菊ときのこをテキトーな大きさに切る
- 鮭は骨を取って、一口大に切り、片栗粉をまぶす
- フライパンにオリーブオイルをしいて、春菊を軽く炒め、しんなりする前に皿にとる
- 同じフライパンに鮭ときのこを入れて、中火で焦げ目がつくまで両面焼く。
- 皿に取っておいた春菊をフライパンに戻して、酒と塩・こしょうを加えてサッと炒める。
ポイント
オレンジページ 2017年 2/17号のP141に載っていた「ほうれん草と塩鮭の炒めもの」にインスパイアされて作ったレシピ。
本家では、ほうれん草、長ネギ、鮭というトライアングルでしたが、色合い的に春菊でもいけそうだったので、試してみたところ……
んまぁ、びっくりするほど美味かったんですよ。これ。
本家は和食っぽい仕上がりですが、オリーブオイルを使うことで、ワインのおつまみにもなるように仕上げてみました。
鮭もこの時期はお求めやすい金額なので、ぜひお試しいただきたいです。
まとめ
長々書きましたが、言いたいことはただ一つ。
春菊うまい!
夏はパクチー、冬は春菊に魅了されるので、
今年は家庭菜園を復活させて、もっとパクチー料理や春菊料理を極めたいなー!
って、今思いついた!
じゃあ、今日はこのへんで!
ばいびー★
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