主食ならぬ、主飲料が「ブラックコーヒーと酒」の私。
正月はここぞとばかりに福袋を買いあさり、実に1.9kgのコーヒー豆を手に入れたのですが、
想像よりも早い2月上旬、手元にあった1.9kgのコーヒー豆をすべて飲みきってしまいました!

このペースで飲んでいると、さすがにお財布が厳しい!
そんなわけで、次なる庶民のためのコーヒー豆を探していたところ、ネットで「コスパ最強なのでは?」とささやかれているコーヒー豆を発見しました。
今回はコスパ最強と噂される「スターバックス コーヒー豆 ハウスブレンド907g」の購入レポートと実際飲んでみた感想をまとめました。
Amazonで買える「スタバのハウスブレンド」は本物なのか?
マッキントッシュを持ち込んで、全力でドヤりたいスポットナンバーワンとして人気のスターバックス。
私も大好きです。自分自身にドヤるため、よく行っています。
そんなスターバックスブランドのコーヒー豆の定番が「ハウスブレンド」。
公式サイトによると・・・
創業当初よりお届けしてきたおもてなしの心あふれるブレンド。
ナッツやココアの味わいが特徴で、スターバックス ローストによって引き出された香りやコクなど、すべてのバランスがよいコーヒー。
お値段は250gで1,050円。
窓際の席でMac広げてドヤった後に、豆買ったら、さらにドヤれそうなお値段ですね。
そんなドヤ価格のスタバのハウスブレンドなのですが、Amazonなら907g入りで2,100円で買えちゃうんです!!!

……ってオイ!
そもそも、パッケージもぜんぜん違うし! しかも、ちょっと安くなりすぎだし!
「これって本物なのー??」って、なりませんか!?
少なくとも私はなりました!!!
そんな疑いの目を向けられがちなAmazonで販売されているスタバのコーヒー豆なのですが、袋をよーーーーく見てみると……

「KIRKLAND(カークランド)」って書いてある……。
どうやらこの「カークランドシグネチャー」というのは、コストコのプライベートブランドのようです。
なにがどうなってんだか、一般庶民にはよくわかりませんが、パッケージの一番目立つところに「ロースト・バイ・スターバックス・うんぬん」と書いてあります。

ナゾがナゾ呼ぶ展開になってきましたが、そもそも「家でもスタバのコーヒーでドヤりたい!」ではなく、「安くておいしいコーヒー豆探してるんだよね」という庶民的な目的だったので、細かいことは気にしないことにしましょう。

「スターバックス コーヒー豆 ハウスブレンド907g 緑」を飲んでみた
そんなこんなで、我が家にやってきた「スターバックス コーヒー豆 ハウスブレンド907g 緑」。
約1kgの見知らぬ豆を買うのはなかなか勇気が必要だったので、購入前にAmazonのレビューを読みまくりました。
「大丈夫かな―」と心配だった点を中心に、庶民の舌と鼻と目で感じたことをしたためておきます。
賞味期限
Amazonの低評価コメントでは「賞味期限が2ヶ月しかないのがきて香りが全くしなかった」というものがあったので、ドキドキしていたのですが、我が家に来たのは2017年8月某日まで。
2月末に購入したので、半年近く期限がありますね。
米の精米日が気になるように、豆をいつ焙煎したかのも気になりますが、まあ半年も賞味期限があるということは……まずまずなのかな?
原産国
レビューの酷評コメントでは「グァテマラって言うから買ったのに全然違った!」とお怒りの声が多数ありましたが、怒りの声を反映させたのか「生豆生産国は定期的に変更されます。パッケージの記載をご確認ください。」と商品説明文が変わっていました。

今回は「ペルー産」でした。
コレが良いのか悪いのかは私には判断できかねますが、スタバ公式ハウスブレンドの産地も「ラテンアメリカ」という漠然とした感じで書いてあるので、まあ許容範囲じゃないですかね。ダメ?
豆の色と形
低評価レビュー怒りの声では「豆が真っ黒に焦げてて、ボロボロ!」というコメントも多くみられたので、ドキドキしながら開封してみました。

豆の種類も全然違うから一概に比較できないけど、いつも買っているマイルドカルディ(ミディアムよりちょっと軽めロースト)より、確かにかなり黒い。

これはミディアムローストらしいけど、それよりも黒いような気はしました。割れている豆も結構多かったな―。
香りと味

電動ミルで挽いてみました。挽き方とか選べるような賢いヤツじゃないので、テキトーです。

蒸らしました。雑なのでペーパーにお湯がかかっちゃいます。
つい先日、100g 600円の焙煎ホヤホヤの豆を蒸らした時は、この地点でモコモコしたものでしたが、これは大してモコモコせず。

お湯を注ぐと、それなりに膨らんできました。
開けたての豆なら、もうちょっと膨らんでほしいところですが、まあ……こんなもんでしょう。
それなりに良い香りが漂ってきましたし……。
そして肝心のお味のほうは……

「香りも味もしない」とか「にがすぎて飲めたもんじゃない!」というレビューに怯えながら口にしたので、普通すぎて拍子抜けしてしまいました。
たしかに苦味はけっこうあるけど、飲めないほどではないし、スタバのハウスブレンドってこんくらいじゃなかったかな―??って感じ。
レビューにもあったけど、どちらかというとセブンイレブンのコーヒーに近いかも。
コスパを含めた評価
庶民舌の私としては「まずくて飲めない」ということは全然ないけど、かといって「ものすごい美味しい!スタバの味そのまま!」というわけでもありません。
とにかく……ふつう!
なので、ご購入の際、物凄く期待しなければ、特別ガッカリすることもないと思います。
100gあたり約231円なら妥当な味って感じです。
いつも飲んでいる同価格帯の「マイルドカルディ(200g 496円)」と良い勝負かなー。
ローストとか、味で好みが分かれそうだけど、クオリティと価格のバランス面では、どちらを選んでも同じような結果だと思いました。
まとめ
ちなみに私の好みだけの話をすると……正直マイルドカルディのほうが好みです。
仕事しながら気づくとガブガブ飲んじゃうから、スタバの方はちょっと胃がもたれそうなの。
あと、約40日間で1.9kgの豆を使い切った我が家ですが、907gを使い切るには約19日を要します。
豆の鮮度とか、味が飽きてくることなどを考えると……少量ずつ好みの豆を買ったほうが良いかもしれないなーと思ったり。
そんなわけで、今度から再び「コーヒー豆はカルディでこまめに買おう」と思いまーす。